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2014'05.24.Sat

よだかの片想い

よだかの片想い
よだかの片想い
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島本 理生
集英社
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 顔に痣のある女の子が痣について本を出さないかと友人に誘われ、それが映画化されることになる。そこで出会った映画監督に恋した彼女が変わったりする部分と変わらなかったりする部分を描いたお話。さて、

以下ネタバレなのでご注意下さい


 よだかの片思いと言う題名だけあって彼女の恋は片思いで終わります。この映画監督の身勝手さと言ったらなんと言っていいのやら。でもそれを自覚して直していこうと彼は言うのですが、彼女はその言葉を振り切ります。これはそりゃそうだと思ったのですが、このお話彼女に感化された映画監督の映画を見たシーンで終わるんですけど、これじゃ結局またどうしても彼女が連絡しちゃうんじゃないかなーと思ってしまいました。自分のずっとコンプレックスだったものを受け入れられるって本当に大変だと思います。いろいろなことがあって彼女は痣に向き合ったのですけど、結局最後に彼女が受け入れられたのは映画のメッセージでなんですよね。そんなの絶対連絡取っちゃって元の木阿弥じゃないかなとか心配したり。まあ、原田君とくっつくかもしれないけどね。ただ、あんな風にコンプレックス受け入れられたらその人のことは一生とても大切で手がとどくなら絶対に傍にいたくなると思います。痣については私はもっときっとキツイと思います。昔友人で胸元に大きな痣があった子はずっと気にしている素振りはなかったけどちょっと目立つ痣。私は胸元の痣が結構好きでかっこいいなんて言ってしまっていました(子供って触れちゃ駄目なところに簡単に触れちゃうよね)。そしてある日彼女の胸元にガーゼが貼られていたんですよね。どうしたの?って聞いたら手術して痣取ったって言われて、えー気にしてたのかって心のなかで叫んだら彼女に表情読まれちゃったみたいで実はずっと気にしててやっと取れて安心したと言われました。全然そんなに気にする痣じゃないと私は思っていたんですけど、彼女は気にしていたんですよね。それ思い出すと主人公のアイコの選んだ選択って現実味ないなと少し思ってしまいました。そういうものを楽しむ話でもないのでいいんですけどね。良くも悪くも痣はキーであって決して本題ではないと私は感じましたし。
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